ホウレンソウ出荷中です。今年は空いているビニルハウスで栽培しています。
去年は露地で栽培していて、収穫途中、ヒヨドリの襲撃にあって食べつくされてしまいました。ビニルハウスで栽培する方が天候による影響も受けにくく、また、少し気温が下がってからでも発芽するので播種時期を遅らせることができます。
ホウレンソウは耐寒性が強く、気温が下がるほど甘みが増します。ビニルハウス栽培の場合も、ある程度成長したら夜も開け放しにして寒気にさらします。
でも甘みの乗りはいまひとつです。まだ株が若いせいかなと思っていますが。
そして悩みの種が、ホウレンソウの葉の泥汚れです。
ビニルハウスの天井から結露した水滴が“ボタ落ち”してしまい、泥水が葉に跳ねてしまっているせいです。この汚れはとてもガンコで、水で洗っても取れません。汚れがひどいものは出荷できないので家でせっせと食べています。
どこまでの汚れを許容範囲として出荷するかは夫婦でバトルになりました。
水滴が落ちてくるのはビニルハウスの天井に走る3本の直管パイプのところからなので、その下の土にマルチをするなどの対策を取っておかなければなりませんでした。
麻衣子