ハボタン出荷終了(その2)

お正月が近づいてきても、直売所にほとんどハボタンが出てこないのです。

おかしいなと思って卸業者の人に聞いてみると、「今年は全然ないんや」とのことでした。

わが家のハボタンは気持ちよく売れていきました。

entry-153-3

当初は、播種時期がかなり遅れてしまったのでハボタン栽培自体を諦めようと思っていました。でも助っ人で播種や定植作業を手伝いに来てくれた方々がいたおかげで、何とかスタートすることができました。そのため、栽培は失敗だらけでしたが、商品価値のあるものは販売までもっていかなければいけないとがんばれました。

今シーズンもたくさんの方に助けていただき、ハボタン出荷を無事終えることができました。

 

来年の課題として、栽培方法について見直すべき点がいくつか見つかりました。また、冬の冷え込みが厳しいこの地域では凍害のリスクが高いことがわかりました。凍害対策を試してみたり寒さに強い品種の選定を行ったりする必要があります。

来年は栽培面積を拡大させる予定でしたが、播種から出荷まで半年かかるこの品目は慎重に計画を立てないといけないと思っています。

 

恒平

 

ハボタン出荷終了

ハボタンの出荷が終わりました。

 

今年のハボタン栽培は失敗の連続でした。

①春のドタバタを引きずり、去年に比べ播種時期が1ヵ月以上遅くなってしまったため、丈が短すぎました。

②去年は白く色づいた葉が緑色に戻ってしまう現象(肥料の量が多すぎたり、気温が高くなりすぎたりすると起こる)が多く起きたので、今年は肥料の量を少なめに管理しました。結果的に肥料が少なすぎて植物の抵抗力が下がってしまったためか、黒腐れ病が多発しました。

③12月中旬に気温が激しく下がった日があり、寒さに弱い白ハボタンの多くに凍害が出てしまいました。

 

(中心部が凍って傷んでしまっている↓)
entry-153-2

 

そのため、市場への出荷を計画していましたが断念せざるを得ませんでした。生き残っている個体を選びながら採花を行い、JAの直売所にのみ出荷しました。

しかし、その直売所では驚きの光景が…!!?

 

次回へ続く

 

恒平